itok's Lab

昔の開発ネタを記録として残してます

CalendarStoreを使う-0

Leopardで追加されたフレームワーク、CalendarStore.framework。まあ、つまりはiCalのデータへのアクセッサフレームワークとでもいいますか。ざっくり見た感じでは、追加削除はもちろん、検索とかいろんな部分をきれいにラッピングしてくれているみたい。

拙作の CloCalX において、結構がんばったicsファイルのパースルーチンや、繰り返し予定の解釈なんていうものも不要になってしまったらしい。。。

と、いいますか、そもそもiCalのデータ構造が完全に変わってしまったのね。今までは上述のようにicsファイルで管理されていたんですが、それが完全にデータベース化(おそらくSQLite)されてしまいました。だから、ファイルをパースしても全然意味ないのね。

以前、私の本家ブログにてデータの設置場所が ~/Library/Calendars 以下になったってことを書いていたんですが、そこにサブフォルダが並んでいるものの、これって過去のデータを並べているだけなんですよね。新規にイベントを追加しても全然反映されません。じゃ、どこにデータがあるかっていうと、そこにある "Calendar Cache" というファイルなのです(これが中身をみた感じではSQLiteのデータ)。

さて、そんなわけで、思いのほか CloCalX の Leopard 対応に時間がかかりそうなわけですが、CalendarStore を導入しつつも、このフレームワークの使用感についてつらつらと書いていければいいかなあ、、、と。